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2022.3.3
KOBATRON rCF 取扱い開始。まずは100%rCF不織布から

精密焼結法により丁寧に抽出されたKOBATRON FINE rCF(ファイン・リサイクル・カーボンファイバー) 。
これまでのリサイクルカーボンファイバーとは、別物であるとご理解ください。
まずは100%rCF不織布の有償サンプリングを開始します。
第一弾は100mm繊維長の200g/m2W1500。有償サンプリング品は数に限りがありますので、ご有用の方は下記までお問合せください。
カタログ、物性資料等は追ってご提供いたします。
>> お問い合わせはこちら
2022.2.3
非炭素系 高強度・高弾性繊維「MAGNAVI®」発売開始
日本のガラス繊維メーカーが本気を出したら、カーボン並みに引張強度、高弾性を有する非炭素系(炭化工程がないので製造時CO2排出量が少ない。黒くないから、着色、発色が明るい)工業繊維が生み出されました。
JCM日本複合材マーケットでは、織物、プリプレグにして、納入することが可能です。

2022.1.19
TOUGHSITE -タフジット- の取り扱いを開始しました。
フクビ化学工業株式会社のタフジット取り扱いを開始しました。
繊維を開繊して一方向に引き揃え、熱可塑性樹脂を含浸させた薄層シート「toughsite(タフジット)」のご紹介です。
>> タフジットの詳細はこちら

2021.12.15
Bcompの取り扱いを開始しました。
CFRPのパフォーマンスを維持したままで、サスティナビリティを考慮したモノづくりを推進することが可能になる炭素繊維プリプレグに代わるハイパフォーマンスでサステナビリティなコンポジット材料「Bcomp」のご紹介
>>Bcomp詳細はこちら

2021.11.30
会社案内をリニューアルしました。

2021-2022年度版会社案内が完成いたしました。
下記サイトよりダウンロードいただけます。
2022.1.24
先端材料技術展2021へご来場ありがとうございました。

2021年12月1日〜3日、東京ビッグサイト西ホールで開催された「SAMPE Japan先端材料技術展2021」に展示会にご来場ありがとうございました。Blogにコラムを掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
>> JCM Blogへ
2021.5.21
ELGリサイクルカーボンファイバーの取扱いを中止しました。
ELGカーボンファイバー社は、スポンサー企業である三菱商事様がその事業から撤退され、ELGカーボンファイバー ブランドが消滅しました。
>> webニュース記事(英文)
JCM取扱いのCF不織布は、現在開発中の国内生産品に置き換えることができるように善後策を協議中です。
2021.3.29
独自技術により極めて優れた樹脂含浸状態を有する
CFRTPプリプレグ「MGC PC / CFRTP」の取扱いを開始しました。

PC / CFRTPプリプレグは炭素繊維(CF)織物に、マトリクス樹脂としてポリカーボネート樹脂を完全含浸させた熱可塑性CFRPプリプレグ(シート)です。
耐熱性・耐衝撃性に優れ、各種熱可塑成形が可能な次世代のプリプレグです。
>> MGC PC/CFRTPの詳細はこちら
2021.1.29
コンポジット・ユナイテッドに正式加盟しました。

JCM日本複合材マーケット、株式会社日本複合材は、このたびドイツ・アウグスブルグに本拠地のあるCU(Composites United)から、正式にメンバーシップを与えられたことをご報告いたします。
Composites United e. V. (CU) は、高性能繊維複合材料とハイブリッド材料を使用したマルチマテリアル軽量構造の国際ネットワークです。 CUには、ヨーロッパを中心とした研究機関や機関会員など、約400社・団体の会員が加盟しています。
>> Composites United web site
2020.11.15
UDシートのテープ加工サービスを開始しました。

コロナ禍の元でも、先端複材料の開発は各地で進んでいます。
AFP(Automated Fiber Placement=自動繊維積層技術)、ATP(Automated Tape Placement=自動テープ積層技術)の技術は、効率よくカーボンファイバーの特長を引き出せる技術として航空機業界だけでなく、自動車、高圧タンクの他量産性と再現性を重んじる業界では、水面下で次々と新しい技術が試されています。
その中にあって、熱可塑性CFRTPのテーププレイスメント技術は、マルチマテリアル化にシフトしたヨーロッパの自動車ボディ生産技術として紹介され、注目されている生産技術です。
熱可塑性CFUDシートは入手(あるいは製造)できたとしても、設備や設計に合わせたテープ幅にCFRTPをテープ幅にするのは簡単ではありません。JCMでは、試作用の少量にも対応できるようになりました。
弊社取扱い品だけでなく、すでにお手持ちのUDシートをテープ化することも可能です。
もちろん量産にも対応できます。弊社取扱いの各種UDテープ、織物ベースのCFRTPプリプレグも対応します。
>> 詳細はお問い合わせください
Compositence GmbH社のYOUTUBEより
2020.1.10
【技術資料】「熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRTPの成形技術」

CFRPの成形方法に関する方法を解りやすくまとめた資料を作成しました。
国内最大のB to Bサイト IPROS からダウンロード可能です。
>> ご興味のある方はこちらから
量産向け材料、量産成形品の時代
早いもので「JCM日本複合材マーケット」は、サイトオープンから10周年になります。
家電メーカー向け材料開発、成形品の供給工場の調査研究から、炭素繊維メーカー、中間材料メーカー、海外成形工場でのトライアルを通じて得た、熱硬化性CFRPおよび熱可塑性CFRTPの材料、コンポジット部品の可能性を紹介してきました。
日本のCFRPはスポーツ用品から、家電、そして自動車等の移動体へ。そろそろ国内でも各方面から「現実的なカタチ」の量産品としてのコンポジットを検討する時代へと移ってきたようです。
海外でのニーズを見れば、環境対策としてのCO2排出量抑制の切り札としてのコンポジット製品への期待は高まっています。海外の工場への材料、部材の供給は、「JCM日本複合材マーケット」の得意とするところです。
今後、複合材は、小さなものはより軽く、精密に。中ぐらいのものは、その比重、比強度を活かして軽量に。大きなものは、他の材料では置き換えることのできないその強度、物性を活かし、大胆に世の中の形を変えていく影響力を持つようになるのではないでしょうか。