FUKUVIのCFRP・タフジット
長年、培ってきた樹脂成形技術、樹脂材料の知見・知識をベースにして強化繊維と樹脂を複合化した繊維強化複合材料に着目。
熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂それぞれの特性を活かした素材と成形技術の開発を推進中。
新たな市場創造を目指します。
CFRTP spread thin layer prepreg【UDシート】
1方向にそろえた炭素繊維系に熱可塑性樹脂を含浸させた
シート状の中間材料です（熱可塑性薄層UDシート）
It is a sheet-like intermediate material in which a carbon fiber system aligned in
one direction is impregnated with a thermoplastic resin (thermoplastic thin layer UD sheet).
開繊薄層プリプレグの構成イメージ
開繊 → 厚みが薄い
厚み 60μm前後
シート幅 170mm前後
Vf 35～60％
＊マトリックス樹脂によって対応可能な内容が異なります
含浸性
繊維を開繊することにより、プレス成形時の含浸性、繊維分散性が良好
1. 薄層プリプレグシートの開繊効果
2. UDの物性比較
薄層UD
856
45
53
他社UD（未開繊）
572
39
47
引張強さ［MPa］
引張弾性率［GPa］
Vf［%］
※マトリックス樹脂：PA6、試験体：擬似等方板
Vf調整可能
30~55%
様々な
マトリックス樹脂に対応
PA6、PA9T、PA12、PPS、PEEK、PC、PMMA、ABS、など用途に応じて樹脂を選定
汎用樹脂〜スーパーエンプラまで
CFRTP チョップドシート
薄層プリプレグを短冊状にカットしたチョップを分散、融着したランダム状シート
繊維が流動、三次元形状が賦形しやすい
Random sheet made by dispersing and fusing chops made by cutting thin prepreg into strips.
Fibers flow, 3D shape is easy to shape
擬似等方性
繊維がランダムに分散している
賦形性
繊維が流しやすく三次元形状が賦形しやすい
製品形態
ロール供給可能
積層工数削減
様々なマトリックス樹脂に対応
チョップサイズ
繊維の方向性を気にする必要なし
PA6、PA9T、PA12、PPS、PC、など
幅5~20mm（5mmピッチ）、⻑さ10~40mm（10mmピッチ）
チョップドシート成形事例
ギア
自動車部品
ボルト
ボックス
賦形性
UD二軸積層の賦形性
マトリックス樹脂：PA6
積層構成：0°ー90° 80ply
Vf：55%
繊維が動かず、リブが成形できない
賦形性に難あり
チョップドシートの賦形性
マトリックス樹脂：PA6
チョップサイズ：5mm × 20mm
Vf：50%
繊維が流動することにより、リブが成形できる
賦形性良好
成形方法
熱プレス成形（Heat & Cool 成形）
リブ、ボス、ヒンジなどの複雑形状、深絞り形状、金属パーツのインサート成形など、様々な展開が可能
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