
CFRPホイールのOEM開発及び供給
CFRPホイールの
OEM開発及び供給

自動車、オートバイ、自転車等、ホイールを回転させることによって移動する乗物にとって、バネ下重量の軽減は、その走行性能に大きな影響を与えることはご存知だと思います。
大口径のタイや・ホイールは、それが高速回転することで大きな慣性力が働き、ジャイロ効果を発生します。その回転体の重量が大きいか、小さいかで、車両の運動性能に大きな影響を与えます。また、適正に空気が張られた軽いタイヤ・ホイールは転がりやすく、制動しやすい。転がり始めが軽ければ駆動力も少なく済み、燃費の向上につながり、ブレーキも繊細なタッチに反応します。
この感覚はパワステ、オートマが当たり前の自動車の運転では、感じにくいかもしれませんが、オートバイや自転車に乗れば、そのフィーリングはかなりダイレクトにわかるものです。
軽くて、しなやかなCFRP ホイール装着車の運転フィーリングを知っている人は、車両を乗り換えてもCFRPホイールを選ぶという傾向があります。
弊社は2008年からBlackStoneTek社のモーターサイクル用CFRPホイールの輸入・販売を行っています。
日本の自動車会社のOEMではまだ純正採用の例はありませんが、海外の高級ブランドはCFRPホイールの純正採用が始まっています。
ひとくちに「CFRPホイール」と言っても、その製造方法、材料・成形方法にはノウハウがあり、ホイールは、ボディパネルやバンパー、フェンダーのようにCFRPを使ってカタチだけホイールの形状ができてもダメで、実際に強度があり、靭性があり過酷な条件で使えるものでなければ商品にはなりません。また、高性能な高級商材になるので、実際にお客様が手に取って買いたい仕上がり、手頃なコストになっていないと商品にはなりません。
JCM日本複合材マーケットは、これまで日本国内で行われてきたCFRPホイール製造に関するチャレンジや、材料情報、成形技術についてのノウハウがあります。
また、現在CFRPホイールを生産している海外工場とのパイプも有ります。
ホイールは、タイヤと同じく、どの自動車メーカーのどのような車種でも、円形なので、アフターマーケットでも、純正OEMでも、少量生産から始めて、車種の横展開がしやすいという重要構造部品です。
- CFRPホイールを採用したい企業様には、オリジナル成形品を提供できます。
- 新素材を提案したい企業様には工場を紹介し、製造に関するノウハウを提供することも可能です。
JCM日本複合材マーケットは、CFRPホイールの市場開発に邁進中です。

