プリプレグ(熱硬化性)

企業の研究開発部門、FRP/コンポジット産業、大学の研究所、すでに何年もコンポジット産業に従事されている皆様には、当たり前のことでも、少し専門が違うとその製造のマナー、時には言語まで違ってしまうものです。

カーボン・コンポジット、カーボンでのモノづくりに取組むと、すぐに出てくる気になるワードが「プリプレグ」です。Pre-Preg(=Pre-Impregnated、前もって含浸された)のことで、カーボンなどの繊維に、前もって樹脂を含浸させた中間素材のことです。繊維に樹脂を浸み込ませ、一体化した材料が繊維強化プラスチック(FRP)ですが、含浸が十分でないと、その想定される性能は発現しません。そのため、微妙な樹脂量を調整し、事前に樹脂と繊維を組み合わせた成形前の中間材料を使ったほうが安定した成形品を製造しやすくなります。それがプリプレグです。

繊維基材、樹脂(マトリックス)の組み合わせによって多くの種類があります。 逆に言えば、用途に合わせて多くの種類の組み合わせを作り出すことができます。

樹脂(マトリックス)は、大きく分けて熱硬化性と熱可塑性に分かれます。 熱硬化性の代表的なものはエポキシ樹脂で、カーボン・コンポジット=エポキシ/カーボンと同義語のように使われてきました。近年では、エポキシ樹脂の改良が進み、成形時間の大幅短縮、耐薬品性の向上、耐火・防炎仕様など量産ニーズに即した商品も発表されています。

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130℃硬化 エポキシプリプレグ

  • 3K平織200g/1000幅 x 50m
  • 3K平織200g/1000幅 x 1m
  • 3K平織200g/500 x 400

130℃硬化 エポキシプリプレグ

  • 3K綾織200g /1000幅 x 50m
  • 3K綾織200g/1000幅 x 1m
  • 3K綾織200g/500 x 400

130℃硬化 エポキシプリプレグ

12K平織420g /1000 x 50m
MOQと納期はお問合せ下さい。


130℃硬化 エポキシプリプレグ

  • UD75g /1000幅
  • UD100g /1000幅
  • UD150g /1000幅
  • UD200g /1000幅
  • UD250g /1000幅